血糖値が上昇する

朝食で果物を食べる場合の一工夫

朝食と果物の関係性について

朝食で果物を食べる際、一工夫を加えると血糖値の急激な上昇を防ぐという効果があります。果物はごはんなどよりも先に、最初に食べることで、血糖値が上がりにくくなると言われています。皮をよく洗ったリンゴを半分、皮ごとすりおろして、食前に食べると血糖値が上がりにくくなります。

リンゴには水溶性食物繊維のひとつであるペクチンが多量に含まれています。ペクチンはヒトの消化酵素で消化吸収されず、コレステロールやブドウ糖の吸収を抑えるといった効果があります。また、リンゴにはビタミンCが多く含まれ、血管の損傷を抑制する効果があるとも考えられています。糖尿病に良いとされるブルーベリーやバナナ、リンゴといった果物は食前に摂ると効果が高いということを覚えておくと良いでしょう。

朝食に飲む機会の多いコーヒーも2型糖尿病の発症リスクを低下させるということが世界各国で報告されています。コーヒーと糖尿病の関係性についてはまだ不明な点も多く残されていますが、コーヒーの「クロロゲン酸類」が糖の代謝に関係していると考えられています。

朝食でコーヒーを飲む場合は、そのタイミングが非常に重要です。血糖値の上昇を抑制するためにはコーヒーは食後に飲む方が良いとされています。コーヒーに含まれるポリフェノールの影響で、血糖値の上昇が穏やかになるためです。

パンを食べるときは、食パンを焼いて食べるようにしましょう。食パンは焼くと難消化性のでんぷんが増えて、血糖値の急激な上昇を抑制することができるようになります。焼いたパンにバターを塗ってあげると、さらに血糖値の上昇が穏やかになります。バターには脂が入っていますが、脂を摂取することで食べ物が胃から腸に移行するスピードがゆっくりになります。

そのため、消化にも時間がかかるようになり、血糖値の上昇が抑制されるというわけです。また、バターそのものがでんぷん質をコーティングし、消化酵素の効果が抑えられるという説もあるそうです。